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入院したときの保険の請求方法

読了までの目安時間:約 4分

保険請求の手続きを調べておくことも大事

保険会社では個人の病気や入院状況について把握しているわけではありません。
 
したがって、病気になって手術や入院をした時には証明書等の書類をもらって、保険会社に保険金支払いの手続きをしなければなりません。
 
保険の加入を考えている人もいるでしょうが、保険金をもらうためにどのような手続きが必要なのかを先に調べておくことも大切なポイントです。
 
基本的に医療保険で請求できるのは被保険者ですが、代理人でも手続きはできるようになっています。
 
 

入院や手術の保険請求の流れ

保険の請求の手順としては
 
1.保険会社に連絡して書類を送ってもらいます。
保険会社に連絡する前に保険証書を用意しておいてください。
保険商品名、証券番号、被保険者(保険の対象者)が聞かれます。
そして、病名や手術の有無、入院の日数などが聞かれ、保険の対象になっていることを保険会社が確認します。
 
 
2.書類を記入して保険会社に送ります。
保険の対象であることが確認されると保険会社から

  • 被保険者から保険会社への「請求書」
  • 保険会社所定の「診断書」
  • 病気の状態などを病院に問い合わせるための「問合せ承諾書」
などが届きます。
その書類に病院の診断書や請求書を見ながら、記入します。
 
保険会社の診断書は病気の内容によって、自分で記入する場合と病院に記入してもらう場合があります。
 
記入し終わったら、同封されていた封筒に入れて保険会社に郵送します。
 
 
3.保険会社で保険対象の判断
保険会社が提出された書類を確認して、手術や入院の内容が保険の対象になっているか、判断します。
提出された書類で判断出来ないときは「問合せ承諾書」を使って、病院に手術や入院の内容を問合せします。
 
 
4.保険金の振り込み
保険の対象と判断された場合は、支払い内容と保険金額が記載された明細書が郵送されてきます。
保険金は、請求書で指定した銀行口座に振り込まれます。
 
この明細書は確定申告で医療費控除(10万円以上)をするときに必要になるので、大切に保管しておいてください。
 
 
保険会社によって請求の仕方が違うことがあります。
詳しいことは保険会社に問い合わせてみてください。
 
ちなみに、保険金が請求できるのは一般的に3年です。
早めに問い合せて、請求しましょう。
 
 

保険対象の保障内容を確認しておく

保険会社では支払う必要のないお金は払ってくれませんが、通常の入院などでは問題なく保険金が支払われます。
 
また、入院前後の通院に対しても特約などで保険金の対象になっていることもあります。
 
保険の保障を十分受けるためにも、自分の加入している保険が通院は保障の対象になっているのか、入院保障の日数や金額はどのくらいなのか、毎年確認しておくことが大切です。
 
 

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